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2025/2/27 10:37

カメルーンでのホリスティック教育

実施時期: 2024.07 – 2025.03
企画・実施: Lemu Harmony
現地パートナー: Simon Chia Ngwainmbi 氏(NGO BERUDA), Mbingo 2 CBC School, Fundeng Primary School
実施地域: ベロ郡(NW region, Cameroon )
参加者:Mbingo 小学校とFundeng 小学校の子どもたち

Africa's Future is in Our Hands

2016年に始まった国内紛争の影響で、学校教育が途絶えていたカメルーン北西州。
そのBelo郡にある二つの村(Mbingo・Fundeng)で、Lemu Harmonyは現地NGO BERUDAからの申し出を受け、子どもたちへのホリスティック教育プログラムを実施しました。

中心となったのは「心の教育」。週一回の授業を通して、感謝・道徳・言葉・感情知性などの多様な学びを届け、子どもたちの「生きる力」を育みました。


「言葉の力」に気づく子どもたち

6〜14歳の子どもたち約340名が、「感謝」や「優しさ」といった目に見えない価値の大切さに気づきました。幸せとは外から与えられるものではなく、自分の内側から感じるものだということを、少しずつ学びはじめたのです。

言霊の授業では、ミカンや植物にかける言葉のちがいで、腐ったり枯れやすくなる実験画像を見て、言葉が心や魂に与える力を実感。それ以来、感謝の言葉やポジティブな表現を日常生活でも積極的に使うようになりました。

親のネガティブな言葉を正す子、自分自身を励まして苦手を克服する子も現れ、言葉と心の教育は確実に子どもたちの内面に根づいています。

校内に開設された小さな図書室

教材が不足する中、Lemu Harmony から寄贈された約70冊の本によって、校内に小さな図書室が開設されました。このミニ図書室は、子どもたちにとって新しい学びの機会となり、教員にとっても健康・道徳・サイエンスなど、日々の授業を支える貴重なリソースとなっています。

地域へと広がる“心の教育”の輪

子どもたちの変化は、やがて家庭や地域にも広がっていきました。
「ありがとうと言うようになった」「性格が穏やかになり、家庭の雰囲気が明るくなった」といった声が、保護者から数多く寄せられています。

なかでも印象的だったのは、言霊の授業に感銘を受けた村の牧師様が、「教会でも親たちに“よい言葉を使うこと”を伝えたい」と申し出てくださったことです。
子どもから大人へ、家庭から地域へ。「心の教育」は人々の中で根を下ろし、広がり始めています。

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